みなさん、こんにちは。
「競馬をこよなく愛するALS患者」capybaracingです。
さて、今週のメインレースは……
待ちに待った、真夏の新潟名物、
サマースプリントシリーズ 第26回
アイビスサマーダッシュ(GⅢ)
「今年はどの馬から……」と予想していると、
突然ある思いが込み上げてきました。
「一度でいいから、現地で観戦したかった――」
病気や自分を責めても仕方がないのはわかっていますが、
それでもやっぱり「悔しい」です。
そもそも、私を「新潟の千直」に魅了させたのは『カルストンライトオ』でした。
新潟の直線1000mで「外枠圧倒的有利」は誰もが知る鉄則です。しかし、2004年の第4回アイビスサマーダッシュで、1番人気に支持されたカルストンライトオが引き当てたのは3枠5番という内寄りの枠でした。さらに、この馬には「右にモタれる(斜行する)癖」があり、内枠から馬群を横切って外ラチへ向かうのは極めてリスクが高いと見られていました。
しかし、鞍上の大西直宏騎手に迷いはありませんでした。ゲートが開いた瞬間、類まれな猛ダッシュで他馬を瞬時に置き去りにすると、斜め前方へと一気に進路を取ります。他馬が外へ殺到するよりも早く、悠々と「外ラチ一等地」のポジションを確保したのです。
外ラチぴったりに馬体を寄せたカルストンライトオは、そこからさらに加速しました。新潟の直線1000mでは通常、レース後半の失速を防ぐために道中で一息入れるのが定石です。しかし、彼に「息を入れる」という選択肢はありません。時速70キロを超えるトップスピードを維持したまま、直線をただひたすらに突き進みました。
残り200m、後続の馬たちが必死に追う中、カルストンライトオと大西騎手だけは別次元のスピードの中にいました。最後は2着『タカオルビー』に3馬身もの決定的な差をつけ、53秒9という驚異的な好時計でゴールを駆け抜けました。観客席のすぐ目の前、外ラチ沿いで繰り広げられたあまりのスピード感に、新潟競馬場は大きな歓声と衝撃に包まれました。
2002年にJRAレコードとなる53秒7という記録を叩き出していたカルストンライトオですが、翌2003年は故障のため出走できませんでした。そのため、この2004年の圧勝劇は「千直の絶対王者は自分だ」という意地とプライドをかけた復帰戦でもありました。コーナーを一つも回らず、ただ純粋なスピードの絶対値だけでライバルを圧倒する姿は、まさにアイビスサマーダッシュというレースの魅力を全国の競馬ファンに知らしめるきっかけとなりました。
彼はその圧倒的なスピードのまま中山のスプリンターズステークス(GⅠ)も制し、頂点へと駆け上がることになります。夏の新潟の強い日差しの中、外ラチ沿いを文字通り「ぶっ飛んでいった」黒鹿毛の馬体。2004年のアイビスサマーダッシュは、日本の競馬史におけるスプリント戦線の概念を変えた、伝説の1分間でした。
私はもう、その疾走感を直接肌で感じることは、叶わぬ夢となりました……
しかし、その代わりに今は家族みんなで競馬を楽しむ時間が増え、楽しい週末を過ごしています。
カルストンライトオのことを思い出していたら、なんだか無性に「我が道を一直線に」進みたくなってきたところで……
夏の風物詩・新潟“千直重賞”!
『ALSの眼に映る勝ち馬の影』
私の「本命」と推奨理由はコチラです!

※予想は枠順確定前に行ったものです※
◎ ⑩ エコロレジーナ
前走の韋駄天ステークス(OP)では9番枠からスムーズにハナを奪い、そのまま後続を完封する競馬を見せました。別定戦となり他馬との斤量関係やメンバーレベルは変わりますが、千直を逃げ切れる絶対的なスピード能力は、大きな武器になります。
ちなみに過去10年、韋駄天ステークスを逃げ切った馬のアイビスサマーダッシュでの成績は【1-2-0-0】で連対率100%となっています。
もともとエコロレジーナは右へのもたれ癖が強いという弱点を持っていました。しかし、「右へ右へと進路を取る新潟の直線1000m」に使われたことでスムーズな競馬が可能になり、舞台が新潟千直の成績は【3-0-2-2】とパフォーマンスが上がりました。
前走の韋駄天ステークスを勝利した後は、他のレースを使わず、ここに照準を合わせて放牧に出されました。1週前の美浦坂路追い切りでは馬なりのまま最後まで力強く伸びており、余力十分の状態をキープしています。
○ ④ カウスリップ
▲ ⑪ ロードトレイル
『ロードカナロア』産駒の2頭に上位争いを期待します。
△₁ ⑥ ピューロマジック
△₂ ① ウイングレイテスト
△₃ ⑬ テイエムスパーダ
△₄ ⑧ シュラフ
買い目ですが……
〈ワイド〉
⑩-①④⑥⑧⑪⑬
今週末も全ての人馬の無事を願いながら、競馬を一緒に楽しみましょう!